本日4月5日（水）から4月10日（月）まで、高木 直之　個展 「Architectron2」が開催されます。

高木 直之　個展 「Architectron2」

街の中に潜む幾何学的な造形を切り取る。
普段、目にするものを抽象化された平面として見る。
角度を変えて捉える。
無駄なものを削ぎ落とす。
ミニマルになった世界はまるでコンピューターグラフィックスの世界のようである。
近未来の都市、ノイズのような機械音、ビルの崩壊を逆再生したイメージが浮かんでくる。

記号化されていく世の中で、自分自身もその中の一部として数字化されていくような感覚に襲われる。

街は、時代や人の欲求で出来ている。
都市は混沌としていて、無秩序な事象が一同に動いているのが感じられる。
雑然としているにも関わらず、ふとしたところに整然とした場所がある。
私はそこに、生命や感情が感じられない冷淡さ、無機質さを探してしまう。　― 高木直之

※ArchitectronとはArchitectureとtronを合わせた造語です。

QUIET NOISEとSLOW HOUSEの合同企画としてSLOW HOUSE天王洲店・二子玉川店、ACTUS青山店にて同時展示していたシリーズを1週間限定で展示いたします。
本展のみの作品もご用意しております。高木の切り取るミニマルでクールな世界を是非ご堪能ください。