- EXHIBITION - 2016.10.19 - 2016.11.07 【Finished / 終了】
TAKERU AMANO EXHIBITION “Icônes III”天野 タケル 個展 「Icônes III」
2016年4月にパリで開かれた“Icônes”、7月に香港にて開かれた“Icônes II”につづく第3弾“Icônes III”は地元東京での開催。
ギリシャ神話に出てくる女神達を描いた宗教画、食物や豪華絢爛な贅沢品を自らの戒めとした静物画、髑髏や消えかけのロウソクを描く事により人生の儚さを描いたバニタス。そのような芸術史を継承し、それらを“Icônes”(アイコン)として表現し、現代若しくは未来のアートを具現化していく今回の“Icônes”。
東京展ではパリ展、香港展よりもより、女神達にフォーカスを当て、艶かしくもシンプルな造形は伝統の裸婦画のスタイルではありながら、現代のグラビアなどをモチーフとし永遠でありながら常に現代を表現しています。
その手法として、顔は極限までに簡略化されていながらもどこか儚げで憂いを含む女神然としていながらも体はある程度の妖艶さをキープしているのは、そのアニメもしくはマンガ的な表現手法でミニマル化された体のラインと陰影は線で境界線を描くという日本古来よりの表現手法であるといえます。
古より時代や統治のアイコンとされてきた女神達を現代のアイコンであるグラビアもしくはソーシャルネットワークを使った人々への影響、支配社会のアイコンになるために必要なものを精査しその辺をどう感じ取るのか。
日本の未来、ひいてはアートの未来がかかっているまさにNEWART的表現を体感してください。
- ■期間: 2016年10月19日(水)〜11月7日(月)※火曜定休
- ■開場: 11:00〜20:00
- ■入場: 無料
Takeru Amano new solo exhibition “Icônes III” opens on Oct 19th (until Nov 7th) at gallery quiet noise.
For his first solo exhibition with quiet noise, Japanese artist Takeru Amano revisits the current notion of icons.
In taking the symbols of Western myths and tales and confronting them with pin-up like models (modern Venuses), the artist questions what does make and what does it take, now a days in societies dominated by social media and reality TV, to become an icon?
- ■Date: 2016.10.19(Wed) – 2016.11.07(Mon) / closed on Tuesday
- ■Time: 11:00〜20:00
- ■Fee: Free
- – レセプション
- 2016年10月21日(金)18:00〜20:00に、作家を交えてレセプションを行います。
どなた様もご自由に参加いただけますので作品を間近に鑑賞し、コーヒーやお酒を片手に特別な時間をお楽しみください。 - – Reception
- We have a Lunch reception on Friday, October 21th, from 18:00 to 20:00.
TAKERU AMANO/天野 タケル
画家/彫刻家
1977年、東京生まれ。1997年渡米、NYで版画を学び2000年に活動の基盤を日本へと移す。
白と黒、男と女。力強くも繊細なそのライン。相反する物の混在。絵画・彫刻を基本にデザインやVJなど様々なフィールドでその才を活かしている。
古きを踏まえ新しいカタチを常に模索するアーティスト然としたその姿勢にあらゆる分野から注目が集まっている。
painter / sculptor
born in 1977, Tokyo. New York, 1997-2000.
black and white, woman and man, belong and not of belongs and not,
from painting and printing, to sculpting and desgning, delicate in might,
an artistic mind with a flowing of eyes from various field of life.